タオバオ(淘宝)は、 2003年5月10日馬雲のB2BのプラットフォームAlibabaが4.5億元を投資し設立されたショッピングのWebサイト。当該ウェブサイトの記載は“アジア最大のショッピング サイト”と主張する。Alexaの統計によると世界のサイト訪問者数22位にランキングされている。 同社の広報によると、“タオバオ(淘宝)”の意味は、“見つからない宝物はない、売れない宝物はない”とされる。また、2年という短い期間で、すぐにオンラインショッピング市場を制覇し、中国のオンラインショッピング市場シェアの約70 %"、中国の市場のショッピングサイト上では基本的に独占している。 2006年12月まで、タオバオのメンバーは3千万件以上登録され、2006年の取引額は169億元である。 2008年第1クオーター取引が188億元を超えたことで、B2C(企業対消費者取引)の試験を開始した。 店を開くのに費用が不要で、携帯電話と身元認証だけで十分であるとされている。 2009年上半期の取引総額は809億元。 取り扱い商品の売上高ランキングでは、トップ10は日用雑貨、ファッション、携帯電話、化粧品、運動用品、アクセサリー、出版物、ノートパソコン、低価格家電製品、デジタルカメラ・ビデオカメラであった。 2008年の取引総額は前年比2.31倍の999億6000万元。2009年上半期の取引総額は、前年同期比87.7%増で、金融危機にも関わらず驚異的な伸び率を維持した。 特に、B2C業務での成長が顕著で、2009年上半期のB2C売上高は2008年通年の売上高の3倍となった。 |